サイネージ向けの動画コンテンツ

デジタルサイネージは、動画や音声も表現でき、一機種で複数表現できるため、近年需要が高まってきていますが、その中身は、「通常のチラシの広告」と制作方法が同じように一般のクライアント様にと思われがちなため、下記に気を付けていただくのがおすすめです。

チラシやディスプレイと異なり、滑らかさが機種によって異なる

通常のチラシは滑らかにグラデーションがかかっていたり、パソコンのディスプレイでみていても色鮮やかに発色していたりします。デジタルサイネージは、解像度や発光方法が関係してくるため、ドット絵の表現のような文字の表現が一番得意な機種もデジタルサイネージの部類に入りますので、どのぐらいの「滑らかさまで表現できるのか」を事前に確認しておくことが必要です。

実際あった例として、機種ありきで、あとからコンテンツを入れ替える場合、お店の意向として「人の写真」を使いたい場合がありました。現在使用されている機種ではあまり肌が滑らかに出ないのですが、ご予算面でそのままGOしたという事例がありましたので、機種がすでにあり、あとからコンテンツを入れ替える場合などは特に注意が必要です。

音響設備が備わっているのか確認が必要

デジタルサイネージの中には、音が鳴らせない機種もあります。音響設備が備わっているのかによって、コンテンツ表現も変わってしまいますので(例えばナレーションが使えなくなるなど)、こちらも事前確認しておくことが必要です。

画面比率や枠寸法を意識していくことが大切

実際にデジタルサイネージを活用されるクライアント様は、すでにいくつかチラシを打った経験をお持ちの場合が多いです。素材があれば活用できる場合が多いのですが、大変小さな写真やイラストを静止画のポスター代わりに大きく引き延ばすと画像がぼけた感じになります。

ただし、デジタルサイネージの場合は、ポスターと異なる点として、数分~数秒程度で画面が入れ替わる場合が多いためそれほど動きがあるものであれば、あまり画像のぼけ加減は気になりません(一例:アミューズメント系などのような動きの楽しさや、入れ替わりの多い画面)。よく街で見かけるのが、枠ギリギリまで内容を入れてしまっている事例です。

これは、デジタルサイネージの枠の幅を考えていないコンテンツですので、事前にどれぐらい周りに被ってくるのかを図面を見てチェックが必要です。

条例に引っ掛からないか下調べが必要

都道府県や市町村、業種によって、広告表示に制限ルールが存在します。例えば、京都府などは屋外広告条例が大変厳しい街で有名です。

屋外や店外の場合:使用できる色味、大きさ、設置場所、点滅、言葉のルールなど

店内で表示の場合:アミューズメント系の場合、大きさが条例内か、コンテンツ内に注意事項が入っているか等

など様々な業界ルールが存在します。場所によっては事前申請が必要になりますので、特に大きなデジタルサイネージほど注意が必要です。

原稿締め切り時間は少し余裕をもつことが大切

遠隔操作の配信形式のデジタルサイネージの場合、時間を指定して放映時間を決める場合があります。制作会社の定休日とクライントの急ぎの修正依頼がぶつかってしまうと、休み直前に制作会社側が、放映時間を予約設定しデータをアップしてしまっている場合があるため、修正が間に合わなくなってしまう場合があります。

遠隔の配信形式の場合は、作る側も、発注する側もあまりギリギリに動かない方がおすすめです。デジタルサイネージは、最近では大変鮮やかな機種や大型など多種に出てきていますので、これらを意識すると大変魅力的な表現方法の1つになります。